不断水工法の特徴について

電気と同様に上下水道やガスは生活のために必要最小限だけでなく、豊かな生活を送るためにたいせつなインフラです。

通常、電気の配線は柱上に設置されていることが多いのですが、上下水道管やガス管は道路に埋設されていることが多いです。都市景観条例が適用される地域や主要幹線道路では、電柱を建てることができませんので、共同溝を設けて配線や配管を収納することもあります。

住宅などの新築や増改築では、道路にあるガス管や上水管や下水管を敷地内まで取り込む場合、埋設されている本管から分岐工事を行います。工事中は交通規制を伴うので封鎖や片側通行などを余儀なくされ、通行量の多い幹線道路の工事だけでなく、一般の生活道路であっても利用者への影響は発生します。加えて、上水道管の本管に穴を開ける作業のために本管の断水が必要となるので、周辺の世帯への影響も発生することになります。工事は、できるだけ短かい期間で済ませることが必要です。上水道の工事で採用事例が多い不断水工法は、断水をさせることなく短期間で工事が完了できる工法です。分岐サドルと呼ばれる部品を本管に接続することで、管内部の水の流れはそのままで穴あけをすることができ、発生する切りくずも内部には戻りません。

これは本管が常に圧力がかかっている状態であるためです。不断水工法は、上水道管理者である地方自治体の水道部局の認定工法ですので、申請後の許可が下りるのも早いのですが、本管の径が小さい場合にはこの不断水工法が用いられないこともあるので、事前に水道部局と協議したおいたほうがよいです。同様に、道路工事であるので、道路管理者である道路部局と警察や消防との協議と申請も必要です。

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