不断水工法について

我々の生活は、水道管を通って流れてくる水によって成り立っています。

もし数時間でもその流れが止まってしまうと、たちまち食事やお風呂・トイレにお掃除洗濯と様々な日常のことが止まり、混乱を来してしまうでしょう。でも確かに昔は断水が度々ありました。今はめったになくなったのは「不断水工法」のおかげです。不断水工法は、その名の通り水の流れを断つことなく行われる工事のやり方です。ずっと使い続ける中で水道管だって劣化します。新たに新設しなければならないところだって出てくるでしょう。その度に水の流れを止めなくて良くなったのは画期的なことです。

もしも不断水工法が無ければ、侵されるのは市民の生活だけではありません。工場に流れ込む水道管だってありますから、産業もストップしてしまうのです。1分1秒間に何千・何万もの製品が作り出されているのですから、数時間止まった場合の損益はかなりのものです。材料に混ぜるだけでなく、冷ましたり切ったり洗ったりということでも使われますから水を使わない工場というのはほとんど無いのではないでしょうか。

劣化しない限り、普段めったには水道管を洗うことはありません。それは、水が流れている限りは菌なども押し流し清潔だからです。ずっと使わずにいた古い家屋の水道を捻ると、赤い水が出てくるのはその流れが止まって久しかったからです。数時間とはいえ止めて作業していると、それが終わった後にただ流れを取り戻すだけでは良くなく洗って衛生面を良くする作業も加わります。工事の手間を減らすという意味でも不断水工法は素晴らしい働きをしてくれています。

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